ロッテからポスティングシステムを利用してドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希投手(23)に、元中日監督の落合博満氏(71)が懸念を表明した。
19日、TBS系「サンデーモーニング」に中畑清氏(71)と出演した落合氏は佐々木について言及。「選ばれるというより自分が選んで入った球団だと思うんですよね。その間、面談やら何やらして考えに考えて決めたんでしょ」とドジャースとの契約を振り返ると、「中でどんな話をしたのか分からないけど、とっても不安が残る1年目だろうと思います」と評した。
その理由について落合氏は「やっぱり(佐々木の)体力的に。まして中6日から10日ぐらい空けての日本での登板だったでしょ。それが中4日、5日というふうになると相当、体にダメージがくると思うんでね。その辺の育成期間とかを十分に話し合ったうえでの決断だったと思うけど。1年目からどれくらいの成績を上げられるのかというのは、けっこう不安が出てくるんだろうと思います」と佐々木の体力面での課題を指摘した。
それでも中畑氏が「期待はしているけどね」と振ると、落合氏も「期待はしますよ」と若武者の躍動を願っていた。