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石田健氏 フジ〝閉ざされた会見〟の問題点指摘「現場で頑張ってる記者の方は悲しいだろうな」

東スポWEB 2025年1月19日 11時12分

ニュースを解説するメディア「The HEADLINE」編集長でコメンテーターの石田健氏が19日、TBS系「サンデージャポン」に出演。今月17日に行われたフジテレビの定例記者会見に触れた。

タレントの中居正広の女性トラブルをめぐって、一部週刊誌で社員の関与が報じられたフジテレビは17日、港浩一社長らが定例記者会見を行った。

石田氏はこの会見の中で、「(トラブルの当事者女性へ)何か一言ありますか?」と向けられた港社長が「活躍を祈ります」という言葉を使ったシーンについて「ちょっと他人事のように感じざるを得ないんじゃないか」と指摘。さらに「やっぱりフジの体質だったりとかカルチャーだったりとか。そういった問題が出た時の対応のスタンスというのが出てくるので、こういったところはしっかりと明らかにしてほしい」と語った。

また、この会見は記者クラブに加盟している一部のメディアしか参加できず、〝閉ざされた会見〟だったと批判されている状況だ。これについては「こういった会見をされて、フジの現場で頑張ってる記者の方は非常に悲しいだろうなと思う」とポツリ。

この理由について「今後こういった会見があったという事実が残れば、何か企業が不祥事があった時に『我々はクローズドで会見します』(と言われて)『いや、なんでですか! 説明責任果たしてくださいよ!』って言っても『いや、だってジャーナリズムのフジテレビさんだってやってるじゃないですか』っていう風に絶対に今後言われ続ける」と指摘。

「そういう意味で言うと、今回はフジのバラエティの問題でしたけれども、報道という、フジの根幹にも関わるようなところにも問題が出てしまうかなという感じ」と現場で仕事をする記者を思いやった。

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