佐々木朗希投手（２３）の獲得を最後の最後で逃したパドレスのＡＪ・プレラーＧＭが、獲得に向け尽力したスタッフをねぎらった。
１８日（日本時間１９日）、パドレスの地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」はプレラーＧＭの「チームを本当に誇りに思う。本当に徹底的で完璧な仕事だ」とのコメントを報じた。
元々、ドジャース有利で始まった佐々木獲得競争だったが、代理人ウルフ氏の「小規模マーケットを希望」との発言とダルビッシュの存在で、一時はパドレス優勢とも報じられた。
最後の３チームには残ったものの、２度目の面談も実らず佐々木をドジャースに奪われた。同ＧＭは「結局のところ、われわれはここにいたいと思う選手を求めているのです」と淡々と語ると、「われわれは前進し、本当に才能ある選手をチームに加えることを目指します」と前を向いた。
とはいえパドレスはオーナー一族のお家騒動も勃発し、今オフはＦＡ補強がゼロとなっている。「オフシーズンには、非常に積極的に活動し、オフシーズンの早い段階で動きをまとめることができた年もあれば、昨年のように、それがプロセスの後半になった年もありました」と同ＧＭは焦りはないとしたが、多くのメディアがその迷走ぶりに疑問を呈している。