巨人の育成助っ人マレク・フルプ外野手(26)が19日に、前日にドジャースへの移籍が決まった佐々木朗希投手(23)への思いを語った。
この日にジャイアンツ球場で行われた育成練習に参加したフルプ。春季キャンプも目前と迫る中で自身の状態について「自分が経験した中ではベストな状態ではないかなと思っていて、スイングも東京に来てから徐々に良くなっていると感じています」と手応えを明かしていた。
昨季途中から巨人入りを果たしたチェコ球界の至宝だが、東京での生活も徐々に慣れてきた様子。「チェコの自分のふるさとは小さい町で人口2000人くらい。それに比べたら東京は世界有数のでっかい都市ということもあって、電車に乗るときとかもみんな急いだりしていて何かと速い印象。そういうところが面白いですね(笑い)。毎日楽しんでいます」と通勤ラッシュに衝撃を受けながらも新生活を楽しんでいるようだ。
話題は前回大会のWBCで対戦した佐々木についても…。ドジャースへの移籍が決まった盟友へ「当時も自分より若い選手なのにすごい球を投げていて、絶対アメリカに行くだろうと思っていたので、昨日のニュースを聞いても何も驚いていません」と思いを明かすと、3月に行われるドジャースとの親善試合に向けても「もちろん、試合に出るチャンスがあれば当ててもらえればいいんですけど…冗談ですけどね(笑い)。出場のチャンスがなくてもテレビとかで見るのを楽しみにしています」とかつての死球事件を振り返りながら笑みを浮かべた。