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【マリーゴールド】山岡聖怜 デビューから16日で高橋奈七永とツインスター王座初戴冠「親孝行できてよかった」

東スポWEB 2025年1月19日 16時13分

女子プロレス「マリーゴールド」の〝腹筋JK〟ことスーパールーキー・山岡聖怜(せり=18)が、デビューから16日目でツインスター王座を初戴冠した。

3日の大田区大会で元スターダムのワンダー王者・MIRAIを相手にデビュー。試合には敗れたものの、15分ドローで延長戦を要求し計22分14秒の激闘を戦い抜いた。19日の東京・後楽園ホール大会では5月に引退を控える高橋奈七永(45)との「パッション親子タッグ」でツインスター王者のボジラ&タンクに挑戦。

この日は髪に気合を入れるという宣言通りコーンロウで登場した聖怜は「日の丸」を掲げて堂々と入場した。だが、試合では奇襲攻撃を仕掛けられ場外で滅多打ちに。開始数秒でボコボコにされてしまった。

それでも身長181センチのタンクを相手に持ち前のレスリング技術で果敢に攻め込んだ。その後もボジラに投げ飛ばされ子供扱いされた聖怜だったが、高橋との好連係で覚醒。ボジラのラリアートをタンクに誤爆させるとタンクにタックルを放ち流れを奪った。

最後は高橋の冷蔵庫爆弾(ダイビングボディープレス)をくらったタンクに聖怜がジャーマンスープレックスを決め3カウントを奪取。デビューからわずか5戦目で王座戴冠という快挙を成し遂げた。

試合後、タンクとボジラが仲間割れしリング上は混沌としたが、前王者を蹴り飛ばし追い払った聖怜は「私は奈七永さんが引退する前にどうしてもベルトを巻いてほしくて、親孝行できてよかったです。ありがとうございます!」と頭を下げた。

大喜びする高橋から「聖怜! お前デビューから5試合目でチャンピオンになるのは大したもんだ! パッション親子タッグは確実にマリーゴールドの景色を変えたと思うのでまだまだこれから一緒に突っ走っていこう」と声をかけられ満面の笑みを浮かべた。

さらに「やりたいことがあるんです!」と語った聖怜は「日の丸」を高橋に渡すとそのまま担ぎ上げ肩車でリングを1周。五輪でレスリング選手が金メダルを獲得した時にコーチを担ぐ伝統の景色を再現した。

最後は聖怜の掛け声で「シャインフォーエバー・マリーゴールド! パッション!」の大合唱。応援に駆け付けた母と元レスリング選手でグラビアアイドルの姉・山岡雅弥(みやび)と記念撮影をし控室へ向かった。

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