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【大宮競輪・GⅢ倉茂記念杯】佐々木悠葵が師弟での大宮記念制覇「弟子として優勝できてうれしい」

東スポWEB 2025年1月19日 17時47分

大宮競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「東日本発祥76周年 倉茂記念杯」は19日、最終日を迎えた。12Rの決勝は鮮やかな2角まくりを決めた佐々木悠葵(29=群馬)が優勝。V賞金522万円(副賞含む)を獲得した。GⅢ優勝は2022年12月の高松以来2回目。

昨年大きな飛躍を遂げた関東のエース候補が新年初戦で結果を出した。3日目まで「良くない」と浮かない表情も、最終日に一変し「昨日まではヤベぇって感じだったけど、今日のアップ中に乗り方を思い出したんです。今日は脚を使わない乗り方ができた」。

冴えわたった読みも勝因のひとつだ。「(佐々木)真也さんは競りとなったら引かないだろうし、脇本(雄太)さんが追い上げる形になると思った。そのスピードをもらおうと思って。完璧でした」。脚と作戦が見事マッチした。

師匠の矢口啓一郎は2009年の当大会覇者。師弟での大宮記念制覇に「弟子として優勝できてうれしい」と、この時ばかりは寡黙な男の口元が、ちょっとだけ緩んだ。そして最後は「関東を盛上げられるように今年は頑張る」と関東の顔となる自覚ものぞかせた。

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