女子プロレス「マリーゴールド」のスーパーフライ級王座戦（１９日、東京・後楽園ホール）は王者・ビクトリア弓月（１９）が、元アイスリボンの真白優希（２３）を退けＶ１を達成した
試合が始まると２人がスピーディーに動き回り一進一退の攻防を展開。だが、ヒザかっくんからのドロップキックや目潰し攻撃をくらい摩訶不思議な真白ワールドに翻弄されてしまった。
それでもその場飛びムーンサルトプレスで王者の意地を見せつけ、低空ドロップキックで顔面を打ち抜いた。７分過ぎ、トラースキックで真白の動きを止めると、最後はクロスアーム式ジャーマンスープレックス２連発で３カウントを奪った。
試合後、マイクを持った弓月は「初防衛成功しました！ 摩訶不思議？ なんかよくわからなかったけど真白さんに勝ってよかった。またこのベルトをかけて戦いましょう」と再戦を望んだ。
すると、この日の第４試合で前王者の翔月なつみから３カウントを奪った松井珠紗に挑戦を表明された。弓月は「待ってました松井珠紗さん。ぜひやりましょう！」と受諾。王座戦が決定的になると松井からあいさつ代わりのＭＫＤ（変型ファルコンアロー）を決められ悔しげな表情でリングを後にした。