メッツからＦＡとなっていた藤浪晋太郎投手（３０）がマリナーズとマイナー契約に合意。春季キャンプに招待選手として参加することになった。
マリナーズ地元メディア・ＳＯＤＯモジョは「『ｄｅｖｉｌｌｉｓｈ
（悪魔のような）』球種を持っている荒れ球のＦＡリリーバーとの契約はマリナーズにとってはイチかバチかの賭け」と表現し「他球団のレーダーには引っ掛からなかった日本人投手はうまくいけばマリナーズにとってのリッキー・ボーン（制球難からエースになった米映画の主人公）になるかもしれない」と藤浪の変身に期待を寄せた。
このオフ、藤浪はプエルトリコのウインターリーグに参加し先発として６試合（２０回２／３）に登板し、防御率３・０５をマークするも四球割合は１２・２％だった。多くの米メディアは「制球力が課題のまま」との認識を変えていない。一方で、剛速球と空振りを奪う能力がシアトルで再び開花すれば、と淡い期待に言及している。