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歌手・織姫さんが配信中に突然死 兵庫県知事選に昨年出馬した福本繁幸氏「大事なパートナーを失った」

東スポWEB 2025年1月19日 21時37分

昨年の都知事選や兵庫県知事選に立候補したレコード会社社長の福本繁幸氏(58)が19日、「織姫&彦星」名義で、歌手として、コンビを組む織姫(本名・坂本三千代)さんが死去したことを明かした。61歳だった。

織姫さんは18日夜、「SHOWROOM」でライブ配信していたところ、突然イビキをかき始めた。異変に気付いたリスナーが事務所に連絡を入れ、近くにいた福本氏がすぐさま駆け付け、救急搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。くも膜下出血だった。

「織姫&彦星」は織姫さんの歌のうまさに惚れ込んだ福本氏が声を掛け、10年前に結成。栃木県を地盤に活動し、2018年にリリースした「幸福の瞬間」は足利市のご当地ソングにもなり、全国で活動していた。一方、大荒れとなった昨年の都知事選や兵庫県知事選に福本氏が立候補した際には、織姫さんがマネジャー役となって、献身的に支えていた。

ライブ配信直前に織姫さんは自身のX(旧ツイッター)に「みなさん こんばんは いいね リポスト 織姫ROOMへ ありがとうございます 20時くらいから配信してます」といつも通りにポストしていた。この数日も体調不良や頭痛を訴えるなどの前兆もなかったという。

「年初に佐野市で一緒にうたいました。多くの観客の方に来ていただいて盛り上がった。今年の7月7日は結成10周年になるので、新曲の打ち合わせもしていました。とても一生懸命で、誠実で、彼女がいたから10年間活動できた。突然いなくなってしまい今でも足が震えている」(福本氏)

22日には政治家輩出の政治塾の立ち上げで記者会見を予定しており、織姫さんも手伝うために参加予定だった。福本氏は「大事なパートナーを失った。都知事選も兵庫県知事選も二人三脚で本当に力を合わせてやってきた。彼女の遺志を継ぐためにも、会見は予定通り行いたい」と話し、「織姫&彦星」としての歌手活動も継続する意向を明かした。

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