ソフトバンクの周東佑京内野手(28)が19日、筑後市内の二軍施設で練習を行い、手術した左ヒザの回復ぶりを語った。
昨年11月に左膝蓋靭帯の超音波腱剥離術を受けた周東。順調にリハビリを続け、今月7日には打撃練習を再開した。
この日はキャッチボールなどに加え、塁間距離でのダッシュも行った。「このクールで(走りの)強度が上がった。7、8割くらい。走る分には違和感はない」と語り「病院の先生からもらったプラン通りにはきている」と順調な様子を明かした。
当然、見据えるのは開幕の舞台。「抑えなきゃいけないところは少なからずはあると思う。でも、キャンプ前にある程度はできるようにしたい」と無理はせずとも、状態を上げていく構えだ。
昨年は自己最多の123試合に出場し盗塁王にベストナイン、ゴールデン・グラブ賞も獲得する飛躍の一年となった。リーグ連覇、そして昨年逃した日本一のためにも鷹の韋駄天の力は必要不可欠。「開幕にいられるようにします」と選手会長は力強く語った。