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【巨人】首脳陣やスタッフ5人が松葉づえ 想定外の〝満身創痍状態〟

東スポWEB 2025年1月20日 5時2分

首脳陣が非常事態に!? リーグ連覇をかけて巨人・阿部慎之助監督(45)が就任2年目のシーズンを迎える。オフには大型補強を敢行した一方で、思わぬところで想定外が続発していた。

今オフは中日を退団したマルティネス、楽天から自由契約となった田中将、さらにソフトバンクからFA宣言した甲斐の獲得に成功。球春到来となる2月1日のキャンプインも目前に迫る中、17日のスタッフ会議に参加した阿部監督も「また始まるなというのは、ひしひしと感じています」と高揚感を隠せなかった。

戦力整備も済ませ、視界良好…とみられたが、選手たちを主導する首脳陣やチームスタッフの5人が松葉づえをつくなど〝満身創痍状態〟なのだ。

その中の一人、杉内俊哉投手チーフコーチ(44)を直撃すると「僕の具合はどうでもいいんですよ」と笑いながらも「もう去年からずっとおかしかったんですよ。1年間ずっと、マウンドまでなかなか走っていけなかったんで。だったら思い切ってオフの間に手術しよう、となったんです」と真相を明かした。

杉内コーチは現役時代に股関節を手術し、最後の3年間は一軍登板がかなわなかった。指導者となってからも人知れず違和感と戦っていたが、不安を取り除いた格好だ。

また、脚部に不安がある関係者以外では駒田徳広三軍監督(62)が左ヒジをクリーニング手術。スタッフ数が少ない三軍では監督自ら打撃投手を務めることもあり「去年からボールを投げるたびに腫れちゃって大変で…。今はもう大丈夫。まだまだ慣れていく段階ですけどね」と左腕を軽快に動かして回復ぶりをアピールした。

一見すると故障者が続出したかのように映るチームスタッフたちだが、すべては新シーズンを万全の状態で迎えるため。選手だけでなく、サポートする側も体のケアに注力している。

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