フジテレビ系「めざまし8」(月曜~金曜、午前8時)が20日、番組でタレントの中居正広による女性トラブルについて特集し、MCで俳優の谷原章介が「まずはこの問題をなかなかお伝えすることができず申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げて謝罪した。
番組では17日に行われた同局の港浩一社長の会見を取り上げた。「この問題はですねとてもデリケートな問題、プライベートな件、守秘義務など、さまざま我々としても配慮することがあったことも事実ではあるのですが、常々、この問題に関しては触れていきたい、そう思っておりました」と番組の立場を釈明した。
会見の文字起こしのものを読んだという谷原は「とても印象に残ったのは女性のプライバシーに配慮してという文言がすごく多かったと思うんですね。女性のプライバシーに配慮するのであれば、その中において、女性にもっと寄り添う姿勢というのを見せていただきたかったなという思いを抱きました」と私見を述べた。
港社長はプライバシーが守られないという懸念があったため、中居への調査が出来なかったなどとしているが、谷原は「徹底的な調査こそがやっぱり透明性にはつながると思う」とも語った。
さらに「個人の話」と前置きしたうえで「何本もフジテレビのドラマに出させていただきましたし、この30年間、何回も出演者、番組のスタッフ、番組打ち上げ等だったり、懇親会だったり、いろんな席で一緒になったことはあるんですけど、性的な関係を匂わすような接待は一度も感じたこと、見たこともありません」と断言。
また、「多少の行きすぎた表現だったり、ハラスメント的なことはあったりしても、それはその場でみんなで諫めますし、止めますし、2次会、3次会になったときに、自然と2人きりにさせられるようなことは僕はいままで1回も経験したことはありません。どの局でもですけどね」とした。