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マンUをどん底に突き落とした!三笘薫の15ゴ~ル プレミアリーグ日本選手単独最多弾

東スポWEB 2025年1月20日 11時2分

サッカーのイングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(27)が大記録を打ち立てた。19日、敵地でのマンチェスター・ユナイテッド戦でフル出場。1―1で迎えた後半15分に決勝弾となるゴールを決めた。リーグ通算15得点で、FW岡崎慎司氏と並んでいた同リーグ日本選手の最多得点記録を更新。試合ではアシストも決め、チームの3―1での勝利に貢献した。

誰もが憧れるマンチェスターUの本拠地オールド・トラフォードで、三笘が歴史に残る大仕事をやってのけた。1―1で迎えた後半15分、ミンテの右からのクロスに猛然と走り込み、ファーサイドで右足を伸ばして合わせゴール。2―1とリードを奪った。前戦のイプスウィッチ戦に続く2戦連発の今季5得点目で、レスターで活躍した岡崎氏と「14」で並んでいたプレミアリーグ日本人最多得点記録を「15」に更新した。

この日の三笘は序盤から絶好調だった。公式戦で3試合連続のスタメン出場を果たし、前半5分、後方からのロングボールに反応し、右足で絶妙なトラップ。DFラインを抜けてゴール前まで爆走すると、右に走り込んできたFWミンテに「どうぞ」と言わんばかりにパス。これを仲間が決め、先制点をアシストしていた。チームは同23分にPKを与え、同点に追いつかれたが、三笘の歴史的ゴールで勝ち越し、嫌なムードを払拭。さらにチームは同31分にも追加点を奪って相手を突き放した。三笘はフル出場。1ゴール、1アシストと最高の形で勝利の立役者となった。

三笘の活躍について、プレミアリーグ公式サイトは「三笘薫は、マンチェスターUに3―1で勝利した試合でのゴールで、日本の歴史に名を刻んだ」と最多記録を更新したと伝えた。さらに「三笘はアシストも記録し、プレミアリーグでのキャリア通算12アシストに。これは他の日本人選手の2倍となった」とアシストでも偉業を成し遂げていると続けた。

メディアでも高評価が並んだ。英国メディア「サセックス・ワールド」は「8」と高評価。「ゴールとアシスト。マンチェスターU守備陣を終わりなく翻弄した電光石火のウイングだ」と絶賛した。また同「90MIN」も「8・4」と高く評価。さらに同「ギブ・ミー・スポーツ」でも「8・5」で「トリッキーな日本人ウインガーは素晴らしいパフォーマンスを披露し、ゴールとアシストを獲得した」と絶賛した。

一方、英国メディア「デーリー・メール」によると、敗れた敵将のルベン・アモリム監督は、記者会見で「私たちはおそらくマンチェスター・ユナイテッドの歴史上最悪のチームかもしれない。そう認めて変えていかなくてはならないからこう言っている。さあ(メディアに)見出しをどうぞ」と自虐。相手をどん底に突き落とす三笘の活躍は止まりそうにない。

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