日本プロレスリング連盟(UJPW)は20日、業界全体の発展及びプロレス文化の普及・海外発信するべく「一般社団法人」となったことを発表した。
UJPWは2023年12月に設立が発表され、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDT、ガンバレ☆プロレス、大日本プロレス、ドラゴンゲート、スターダム、東京女子プロレス、九州プロレスの10団体が加盟。これまで任意団体として合同興行「ALL TOGETHER」を開催するなど活動してきた。
法人化の目的としてはガバナンスを強化し、運営の透明化と社会的信用力の向上が挙げられた。また法人化によって、法人名義で法律行為(口座開設による固有財産の保有など)が可能となる。連盟としては引き続き団体間の健全な競争を維持しながら、業界全体の発展を目指すという。
代表理事にはサイバーファイト取締役副社長の高木三四郎、業務執行理事には菅林直樹(新日本)、斉藤了(ドラゴンゲート)、筑前りょう太(九州)、理事には福田剛紀(全日本)、岡本保朗、武田有弘(ともにサイバーファイト)、登坂栄児(大日本)、三島通義(ガンプロ)、木谷高明(ブシロード)、棚橋弘至、松本仁司(ともに新日本)、岡田太郎(スターダム)、長岡征斗(TMI総合法律事務所)が就任。任期はそれぞれ2年となる。
また連盟のスローガンは「プロレスは常に日本の皆様の背中を押すものでありたい」と発表され、連盟の理念とビジョンは①プロレスのイメージ向上②プロレスによる社会貢献③日本のプロレス文化を世界に発信④プロレス市場の拡大がそれぞれ掲げられた。