全日本プロレス２６日の千葉・幕張メッセ国際展示場大会で３冠ヘビー級王座の防衛戦を行う王者・斉藤ジュン（３８）が、挑戦者・安齊勇馬（２５）と〝甘い火花〟を散らした。
試合を控えた２０日、都内の事務所の会見に出席したジュンは、安齊を「俺よりデビューが遅い後輩だが、俺より先にこのベルトを巻いて５回も防衛している。だから後輩だとか、そんなことは全く関係ない。しっかり勝って、これからの防衛ロードを歩んでやる。ＤＯＯＭ！」と油断なく意気込む。ベルトを巻いての変化を「より自信がついたと言えるだろう。それが必ず力につながると思う。この３冠ベルトを取るとめちゃくちゃ気持ちがいいんだ。この気持ち良さを手放したくないから永遠に防衛してきたいな」と永世王者となることを宣言した。
会見では安齊から「僕はずっと前から甘いものが好きで、ＳＮＳにのっけたりしていたんです」とまさかの角度から〝待った〟を告げられる場面も…。さらに恒例となった会見中のモグモグタイムで大福をほおばったところ「今回僕も甘いものを持ってきたんで。アナタが食うなら僕も食ってやります」と妙な対抗心を見せた安齊がシュークリームを食べ始め、食べながら２人無言で見つめ合うなぞの事態が発生した。
その後、安齊から「勝って『俺が先に甘いものが好きだって言ってたぞ』ってリングで言って見下ろしながら甘いものを食べたいですね」と変な宣戦布告を受けると、ジュンは「『先だった』って言ったけど、そうだったかな？ 多分違うと思うぞ。なんにせよ俺には勝てないから、そのチャンスはやってこない。かわいそうに…」とＤＯＯＭした。
幕張で最後にスイーツをほおばるのはどっちだ！！