お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(35)が20日、関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」に出演し、大阪の喫煙問題についてコメントした。
大阪市では御堂筋や梅田など一部が「路上喫煙禁止エリア」に指定されており、違反すると1000円の過料が科される。さらに今月27日から政令指定都市で初めて「大阪市内全域で路上喫煙が禁止」になる。紙巻きたばこに加え、過熱式たばこも禁止だ。
愛煙家を自負する伊藤は「東京なんてほぼ(タバコを)吸える所なくて、サラリーマンの方が猫しか入れないだろって路地で吸ってるところを見ると、涙出そうになる」と話した。
さらに「喫煙所も全然足りないですよ。バランスよく配置されてるわけでもない」と指摘。
サラリーマン愛煙家の状況について「会社のビルでは吸えないって方が、お昼休みに飯食べに行って、ようやくタバコ吸えると思ったら、喫煙所が遠いから飯食うか、タバコ吸うか選ばなくちゃいけない状況になる」とした。
4月から始まる大阪・関西万博では、喫煙スペースが入り口付近に1か所(200平方メートル)しかないという。これには「万博(東京ドームおよそ33個分)に喫煙所が1(か所)。ウソでしょ…」と信じられない様子。
さらに「吸っちゃいけないところで吸っちゃう人が出てきちゃったら、俺は注意した後に、抱きしめてしまう可能性がありますよ」と訴えた。
石破茂首相も愛煙家だと聞かされると「石破総理、あんだけボロカス言われてるんだからこっち(愛煙家)の味方についた方がいいですよ。開き直って」と呼びかける場面も。
最後に「場所さえ作ってくれたらそこで吸って迷惑かけないから、これ以上減らさないでほしい。いつの時代も抑圧しすぎたら暴動が起きるんですよ。万博終わったら、あの会場を大きい喫煙所にしてください」と懇願していた。