佐々木朗希投手(23)の獲得に失敗したブルージェイズの地元紙トロント・サンは19日(日本時間20日)、ブ軍のマーク・シャピロ球団社長とロス・アトキンスGMに対し「チームが崩壊する前に2人を解雇しなければならない」というスティーブ・シモンズ記者のコラムを掲載した。
同コラムは「野球のFAにおいて追うだけの王者であるシャピロとアトキンスにとって、今回が決定打ではないだろうか? 昨シーズンの惨敗、2年前のプレーオフでの失態。2年連続のオフシーズンでの恥辱、そしてほとんど重要な選手を育てられなかった長年の苦難を経て、これが現実ではないのか?」と〝最後通告〟を突き付けた。
そのうえで「オーナーのエドワード・ロジャースはどこにいるのか? シャピロとアトキンスが、1か月後に開幕する春季キャンプに向けて、よろめきながら進む中、彼はどうしているのだろうか?」とオーナーに〝決断〟を促した。
怒りが収まらないシモンズ記者は、「1年前にユニコーン・大谷を熱心に追いかけたのと同じように、日本の佐々木とスーパースター、フアン・ソトを熱心に追いかけた。熱心に追いかけるのは素晴らしい性質だ。しかし、野球、そしてすべてのスポーツは、常に勝利のためにある。シャピロとアトキンスが指揮を執ればブルージェイズが勝てると信じますか? 誰かそう思う人はいますか? 再びオーナーが、愛するブルージェイズの現状について行動を起こす時が来た。ブルージェイズが誰からも愛されないチームになる前に」と現幹部をボロクソにこき下ろした。