プロ野球12球団監督会議が20日、都内で行われ、ロッテ・吉井理人監督(59)がクライマックスシリーズ(CS)の日程再編について言及した。
吉井監督は「各監督が野球界をどうしたら盛り上げられるか。野球ファンの獲得、少年野球の競技人口を増やすにはどうしたらいいか、真剣に考えて、たくさん意見を出し合った」と会議を振り返った。
その上で公式戦の上位3チームで日本シリーズ出場を争うCSについて「もっと詰めてCSに入れないのか」と日程の改善が大きな議題となったことを語った。
吉井監督は「シーズン終えてすぐ入るのがいいのかなと思いますが、日本の場合は梅雨、雨の時期もありますし、日程のほうはある程度余裕をみていかないといけないし、ダブルヘッダーもやっていないのでなかなか調整が難しい」としながら「特に優勝したチームは決めてからCSの試合まで長いと調整が難しい。これが〝逆アドバンテージ〟になっては盛り上がるCSにはならない」とメジャー式の日程に近づけるよう現場の声を訴えていた。