〝バキ童〟こと、お笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃ(34)が20日、映画初出演&初主演を務める「怪獣ヤロウ!」の公開直前舞台あいさつに登壇。相方の土岡哲朗、監督で所属事務所タイタンの現役マネジャー・八木順一朗氏とともに映画の裏話を語った。
同作は〝刃物の町〟岐阜県関市のバックアップで挑む「ご当地怪獣映画」。市役所の観光課に務める山田一郎(ぐんぴぃ)が、市長から〝ご当地映画〟の製作を命じられ、かねて夢だった怪獣映画の製作に挑んでいく物語だ。
ぐんぴぃは最初にオファーを受けた時に〝ドッキリ〟だと思ったようで「取るに足らない映画なんだなっていう…(笑い)。1回断りました」と明かす。しかし、八木氏の熱意に押されてオファーを受けることに。八木氏は「僕の中でぐんぴぃは〝ちいかわ〟だと思っているんです。かわいいものが頑張る姿って応援したくなりますよね」とオファーの経緯を語った。
また、映画の魅力について監督は「クライマックスの特撮に全部込めたので見てください!」とアピールだ。一方、ぐんぴぃは、劇中で母親から怪獣映画づくりをあきれられるシーンを挙げ「〝子ども部屋おじさん〟の表現がリアルなんです。他の俳優にも勝てたなって」とニヤリ。ぐんぴぃらしいジョークで会場の笑いを誘った。
最後は「(この映画は)賛否両論になってほしい。めちゃくちゃ叩く人もいてほしいし、楽しんでくれる人もいてほしいな」と多くの反響を期待した。
映画は24日に岐阜県で先行公開され、31日に全国公開を予定している。