美容外科医の高須幹弥氏(49)が19日、自身のユーチューブチャンネルを更新。中居正広の女性トラブルで揺れるフジテレビの現状を受けて、テレビ局とスポンサーの関係について語った。
高須氏は1~2年前に出演したフジテレビ系「Mr.サンデー」での経験を基に持論を語った。
同番組で美容整形のトラブルを特集するため、解説要員としてVTR出演を依頼されたという。その際に、実際に横行しているクリニックの〝悪徳商法〟について説明した。
「テレビで『二重まぶた手術2万9800円です!』ってCMを打ちますよと。それでその金額でできると思ってクリニックに行くと『あなたのまぶたでは2万9800円ではできません』と悪徳カウンセラーが説得して、結果的に50万とか80万とかの無意味な手術をする。うそ、でたらめを並べて情報弱者の患者さんをだましてぼったくる、そういう悪いクリニックがありますよという事実を話したんです」
しかし、放送を確認し高須氏は目を丸くした。「その部分丸々カットされたんですね」と驚きとともに振り返り「フジテレビでも、その(手法を用いているクリニックの)CMを流してるんですよ。だから、スポンサーに配慮してその部分は丸々カットされましたよという話」と推察。「テレビ局というのは、スポンサーに配慮してちゃんとした情報を流さないですよ、ということなんですよ」と持論を述べた。
スポンサーへの配慮を指摘されたフジテレビだが、中居の女性トラブルで社員の関与が報じられると17日に取材者を限定した会見を行ったことに批判が続出。翌18日からスポンサーによるコマーシャルの差し止めや差し替えが始まり、20日現在では〝ACジャパンだらけ〟とトレンドになるほどの惨状だ。