トランプ大統領就任後、ダイエットコーラのボタンがホワイトハウスの大統領執務室に再び設置されたという。米紙ニューヨーク・ポストが20日、報じた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、木箱の中に隠された有名な小さな赤いボタンが、就任式後にトランプ氏の机の上に置かれているのが発見されたという。
このボタンは2021年にトランプ氏の前任者であるバイデン前大統領によって大統領執務室から撤去された。
ボタンを押すと、ホワイトハウスの執事たちに、大統領執務室にトランプ氏のお気に入りの飲み物であるダイエットコーラが必要であることが通知される。
トランプ氏は2017年、英紙フィナンシャル・タイムズに「私があのボタンを押すと、みんな少し緊張するんだ」と語った。
4日間にわたる大統領就任式の期間中、大統領執務室は新大統領の好みに合わせて改装されるのが通例となっている。
ホワイトハウスや政府機関のコレクションにあるじゅうたんやカーテン、絵画、彫像などは、新大統領の好みに合わせて他の品物と交換されることが多い。トランプ氏は、最初の任期中に大統領執務室に設置したが、バイデン氏によって交換されたものの多くを復活させたようだ。