ドナルド・トランプ氏が20日に米大統領に就任したタイミングで、人気セレブタレントのキム・カーダシアン(44)がファーストレディのメラニア夫人の写真をSNSで共有したことで、「ついに正体を現した」などと話題を集めている。
英紙デーリー・メールによると、これまでキムは公の場で政治的発言したことは一度もなく、昨年の大統領選でも、テイラー・スウィフトら多くの有名人が民主党のカマラ・ハリス候補支持を表明する中、支持候補を明らかにしなかった。
ところが、ここにきてキムは、新政権で大統領の「最側近」として注目されるイーロン・マスク氏の考えに共感し、トランプ氏の長女イヴァンカ氏とは親しい友人関係にあると同紙は伝えた。
キムは20日、インスタグラムのストーリーズに、メラニア夫人が大統領就任式に出席するため、黒のスーツ姿で車から降りたところを撮ったスナップ写真を投稿したことで、ファンはすばやく反応。
あるSNSユーザーは、「キム・カーダシアンがメラニア・トランプの写真を投稿? 彼女が誰に投票したかは明らかだ」とし、別のユーザーは、「そのことを公表する機会を待っていた!」と記した。
米エンターテインメント界では伝統的に民主党支持者が圧倒的に多く、昨年の大統領選でもトランプ支持を表明したハリウッドセレブはメル・ギブソンやジョン・ボイトら極めて少数。ただ、カントリーミュージックの〝聖地〟ナッシュビルでは共和党を支持する歌手は多い。