2026年北中米W杯アジア最終予選に臨んでいる中国代表ブランコ・イバンコビッチ監督が〝超新星〟を招集すると、同国メディア「捜狐」が報じた。
W杯最終予選も残り4試合。森保ジャパンと同じC組の中国は出場権が得られる2位オーストラリアと勝ち点1差(3、4位はプレーオフ)とあってJ1鹿島でもプレーしたブラジル出身MFセルジーニョらが中国国籍取得の申請を進めているなど、再開する3月に向けて、戦力アップの準備を整えている。
そんな中、同メディアは「イバンコビッチ監督は注目を集める若手のスター選手に加えて、あまり目立たないが大きな可能性を秘めた選手たちにも目を向けている」と報道。特にU―20アジアカップ(2月)に臨む中国イレブンに熱視線を注いでおり「特別な選手が一人いる。彼は中盤の(マイマイティ)イムランだ」と指摘した。
同メディアはイムランについて「コート上では安定したスタイル、優れたビジョン、正確なインターセプト能力を発揮し、チームの中盤で重要な存在となった。攻守をつなぐだけではなく、さらに珍しいのは忍耐力と責任を取る勇気だ。試合中にどんな困難に遭遇しても、イムランは常に冷静さを保ち、実際的な行動をとってチームメートを前進させることができる」と伝えた。
イバンコビッチ監督の〝お気に入り〟若手MFが3月からの最終決戦に向けてA代表に抜てきされる見込みという。「W杯予選ではイムランを招集し中盤の核として起用する可能性が高い。イムランのリーダーシップの下、代表チームの士気は高まり国とファンにさらなる驚きと栄光をもたらす」と報じていた。