太田海也(25=岡山)、佐藤水菜(26=神奈川)のナショナルチーム所属メンバーが参戦する超豪華FⅠシリーズ「HPCJC杯」が立川競輪場で22日に開幕する。太田は今期2班のため予選スタートの太田は、11Rで今年の初陣を迎える。
昨年のヤンググランプリでは中野慎詞と壮絶な踏み合いを演じ、結果は4着もオリンピアンの名に恥じない熱い走りを見せた。「ヤングは(インフルエンザ明けで)体調が優れない中でも持っている力を出し切ろうと思っていた。結果は付いてこなかったけど、自分が大切にしていることは出せた」と納得の表情で年末の一戦を回顧した。
その後、年始から直前までは沖縄合宿で乗り込み「今まで通りしっかり練習できたし、トレーニングに集中できた」と脚力アップを図ってきた。
今後の活動プランについては「(2026年の)ロス(五輪)を目指すというよりは目の前の一戦一戦をしっかり走っていって、その先にロスがあったらな、という感じです。月に1本をメドに競輪も走っていこうと思っていますし、今年はGⅠやGⅡで決勝に乗って結果を残せるように頑張りたいです」と語った。
予選スタートだがV候補の筆頭に挙げられており「優勝できるように頑張りたい。ファンの方が喜ぶ走りができたらと思います」と今シリーズの意気込みを口にした。