ドジャースに復帰したテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が大谷翔平のコミュニケーション能力を絶賛した。ポッドキャスト「ドジャーステリトリー」に出演したTヘルナンデスは「彼のスペイン語は1年を通して僕の日本語より上手だったと思います。互いに単語を日本語とスペイン語で教えましたが、彼は覚えていて僕は覚えていない。5分、10分後には彼が何を言ったのか覚えていないんです」と大谷の語学力に感心した。
ベンチでともに笑い、大谷が本塁打を放つとい大喜びでひまわりシャワーを浴びせて祝福。いい相棒となった。「翔平との関係は素晴らしいものだ。静かな人だけど、同時に面白くて一生懸命頑張っている。彼はチームメートとかかわり、クラブハス内外でみんなを気にかけている。気分が良くなるようにしている。彼と何年もプレーできるのはうれしいね」と感謝した。
昨シーズン後にFAとなり、他球団との交渉を経てドジャースと3年6600万ドル(約102億円)で再契約。ファンを安心させたヘルナンデスは「僕の優先事項はLAに戻って一緒にチームといることでした。契約の数字と年数にも満足しています。もっと多くのチームと混戦になると思っていたけど、楽しかった。私にとって優勝することが一番大きなこと。自分が快適に過ごせる場所、家族が幸せになれる場所を見つけたかった。選手と家族が快適に過ごせることをこの組織は考えてくれます」と改めて残留の理由を明かした。
また、佐々木朗希、タナー・スコット、ブレイク・スネル、マイケル・コンフォートらを次々と補強を続けるチームに「興奮している。彼らは止まらない。ハングリー精神にあふれ、勝ちたい、勝ち続けたいと思っている。年々よくなっている。必要な選手の獲得に全力を尽くしている。新しいチームメートに春季トレーニングで会えるのが本当に楽しみ」と期待し、一方でFA去就が未定のキケ・ヘルナンデスについては「戻ってくることを神に祈っている。いないと寂しい」と思いを口にした。