日本バスケットボール協会(JBA)が、2030年女子W杯の日本開催へ準備を進めている。
JBAは正式立候補していないが、この日都内で行われた「JAPAN 2024 タスクフォース」に関する会見で、国際バスケットボール連盟(FIBA)の財務担当理事のインゴ・ヴァイス氏が、女子W杯の日本開催に関して「前向きに検討していただいている」と発言した。
これを受けて会見に同席したJBAの三屋裕子会長は「2030年は、JBA100周年。この100周年の記念に大きな大会を招致したいと、かねて思っていて、インゴと女子W杯を持ってこれたらいいねと相談ベースの話はしていた。こちらの準備が整い次第、FIBAへ手を挙げてようと思っている」と説明した。
その上で「(男子W杯の)2023年の沖縄のときも、招致活動に手を挙げたのが2017年。ちょうど6年かかった。今年から本格的に動き始めたいと思っている。インゴが言ってくれたので(開催実現へ)若干手応えがあると思っている」。ヴァイス氏は「何か国か立候補が見込まれているが、日本のチャンスは大きいと思う」と見通しを語った。