女性トラブル報道を端に発し、タレント・中居正広(52)のテレビ界〝降板ドミノ〟が起きている。中居のMC降板を前週に発表したドキュメントバラエティー番組「ザ!世界仰天ニュース」(日本テレビ)では、21日の放送も当然、中居の姿は映らなかった。
番組はずさんな学校運営で生徒が次々退学した高校で、部員6人のバスケ部が全国大会に挑んだという実話の再現ドラマVTRからスタート。そしてVTR明け、スタジオのMC笑福亭鶴瓶(73)が「でも、こんな考えられへんなぁ」とコメントすると、中居と思しき「ねぇ」という声だけは流れた。
中居は2001年4月の番組スタート当初から、鶴瓶とMCコンビを組み、その掛け合いは番組名物だった。X(旧ツイッター)では「明らかに中居くん映さないように編集されてる」「中居を頑張って消してる」「完全に中居正広が元々居ないものみたいな扱いになってて草(=笑える)」などの声が投稿された。
「中居消してるのか。鶴瓶の画角がおかしい」「中居を強引にカットしてるから不自然な編集やな」という指摘がある一方で、編集作業するハメになった番組側を「めっちゃ上手いね スタッフさんに 努力に拍手」とねぎらうコメントもあった。
同番組は、今月7日放送で中居の出演シーンを全カット。〝トラブルがあったのは事実〟と中居本人が声明を出した翌日の10日には、中居を当面の出演見合わせとしたが、最終的に15日に降板が発表された。
番組公式Xに中居が最後に登場したのは、昨年12月3日。女性誌の初報(同月19日)が出る前だ。この日放送の特番が見逃し配信で見られるという告知で、番組の画面キャプチャー画像の下に、出演者の1人としてハメ込み写真になっている。中居は一番左で、その上には「ダマされた女の逆襲」の大見出し。主語は画面左上に「結婚詐欺師に」とあるが、今となっては皮肉な見出しとレイアウトになっている。