Infoseek 楽天

フジテレビの“電波停止”あるか 金子恵美氏は条件付きで「最悪なケースありうる」

東スポWEB 2025年1月22日 9時33分

元衆院議員の金子恵美氏が22日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演し、村上誠一郎総務大臣のコメントに「放送事業者としての資格があるのかどうか、その根本を問われている事態」と指摘した。

中居正広による女性トラブルをめぐってスポンサー企業がCMを見合わせる動きが広がるなか、番組では村上総務相が「フジテレビにおいて独立性が確保された形でできるかぎり早期に調査を進め、その結果を踏まえ、適切に判断、対応することで、スポンサーや視聴者の信頼回復に努めていただきたい」とコメントしたことを報道した。

金子氏は「監督官庁としてのコメントであったと思います」とした上で、「公共の電波を使って放送、またはビジネスを展開している以上、公に資する報道であったり、姿勢が求められる。また、組織としてのガバナンスと、高い倫理観も求められる」とテレビ局のあるべき姿を示した。

ただ、問題発覚後のフジテレビの対応は「今日までの状況で、視聴者はじめ国民の皆さんからの信頼を得られていない状況になりつつある」と指摘。「そもそも電波を使う放送事業者としての資格があるのかどうか、その根本を問われている事態ではある」とした。

また「(村上総務相が)勧告のようなこのコメントが出されたことで、今後、具体的にですね、どういう対応をしていくのか。もしここで改善が見られなかった場合は、場合によっては最悪なケースも視野に入れるかもしれないと私は思っている」と私見を述べた。

最悪なケースを迎えないためにも「これを受けて経営陣の方々はどのような厳しい対応、処分をするかというのがポイントになってくると思います」と語った。

現在のフジテレビには、村上総務相がコメントしたような「独立性を確保された形」での調査を求め「調査をしたうえで、いま何となく疑義が出ている部分っていうところとかをですね、一つひとつ丁寧に調査結果をできるだけ早く公表して信頼を勝ち得ていくこと」が必要と説いた。

この記事の関連ニュース