殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)をヤンキース時代の元同僚の〝ザ・キャプテン〟デレク・ジーター氏(50)が祝福した。
イチロー氏は2012年から14年までヤンキースに在籍。ジーター氏は2020年に殿堂入りを果たしたが、同じく1票足りない99・7%で選出されている。「イチローは対戦しながら常に尊敬していた選手だった。また、彼と一緒にプレーし、個人的なレベルで彼を知ることができて楽しかった。彼のユニークな能力、技術への努力、そしてフィールドでの一貫性は比類のないものだった。彼は本当に唯一無二の存在だった」と称えた。
また、ヤンキースのオーナーのスタインブレナー氏も「元ヤンキースのイチロー・スズキが選出されたことは意義深いこと。クーパーズタウンにふさわしい」と祝福し、在籍時に指揮を執った元監督のジラルディ氏も「彼は打席でも塁上でもあらゆる面でインパクトのある選手でした。守備ではほとんどの右翼手が届かないボールを捕球したし、いつでも盗塁ができ、状況次第ではホームランを打つ能力もあった」と振り返り、偉業に拍手を送った。
この日にMLBネットワークに主演したイチロー氏も7月にクーパーズタウンで行われるセレモニーで会いたい人を聞かれ「ケン・グリフィー・jr、エドガー・マルチネス、この2人と会うのをすごく楽しみにしています。それに久しぶりにジーターですね」と名前をあげていた。