立憲民主党の野田佳彦代表が22日に日本記者クラブで会見し、第2次トランプ政権に言及した。
会見冒頭に野田氏は「トランプ第2次政権への対応が国会中でも敏速に対応しなければいけないこともあるだろうと思います」と警戒を強めた。
トランプ大統領とどう付き合って行くかが重要となるが、石破茂首相は直接会談も実現しておらず、不安の声も上がっている。「自身ならどうトランプ大統領と付き合うか?」と問われた野田氏は「トランプさんは直接会って物ごとを決めていくタイプ。癖をつかみながら対話していくことが大事」とポイントを挙げた。
安倍晋三元首相はゴルフを通じてトランプ大統領と友好関係を構築。そのうえで「問題は会って相性が合うかどうかが難しい。安倍さんはうまかった。安倍さんほど人たらしの要素が私にはないので無理かもしれないけど、石破さんよりはいいんじゃないかな」と話し笑いを誘った。「うまくやってほしいと思うんだけど、石破構文的な話し方はトランプさんに合わないんじゃないかな」とも述べた。
さらに「(トランプ大統領は)プロレス流なんですよ、やり方が。私はプロレスが大好きなもんですから。癖をつかみながらストロングスタイルの良さを引き出すための対話というのは、やりようがあるんではないか」と話した。