アルピニストの野口健氏が22日、X(旧ツイッター)を更新。実業家のイーロン・マスク氏がナチス式敬礼をした疑惑について言及した。
マスク氏は21日のドナルド・トランプ米大統領就任式に出席。演説の際に右手を左胸にあてた後、今度は右斜め上にまっすぐ伸ばす仕草をしたことが、ナチス・ドイツの敬礼ではないかと物議をかもしていた。映像ではマスク氏はこの仕草を2回連続で行い、「私の心はあなたたちと共にある」と述べていた。
SNSではこれがナチス式敬礼なのかどうかをめぐって議論が続いている。野口氏は「これは単なるイチャモンなのでは」とナチス式敬礼だとする意見を一蹴。「会場の上の方にも観衆が詰めかけており、そちらに向かってポーズをとったように見えました。過剰反応はかえってナチスを意識しネオナチ連中を喜ばせるだけなのでは???」と持論を披露した。
続けて、別の投稿ではオバマ元大統領などほかの人物らが手を斜め上に真っ直ぐ伸ばしている写真を添付し、「何が違うのかな??? 角度の違い??? だとするならば分度器が必要」と首を傾げた。さらに投稿を続け「いずれにせよ過剰反応はやめた方がいい」とまとめた。