イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督が、ロッカールームのテレビを叩き壊していたと米メディア「ジ・アスレチック」が報じた。
怒りを爆発させたのは、MF三笘薫らにゴールを許して1―3と完敗した19日のホーム・ブライトン戦後だった。この時点のホーム12戦6敗は、1893―94年シーズン以来、131年ぶりの屈辱。22試合での10敗目は1989―90年シーズン以来という。試合後、指揮官はイレブンのパフォーマンスに対する不満を語り「われわれはマンチェスターU史上、最悪のチームかもしれない」と吐き捨てた。
ロッカールームに戻った後も怒りが収まらず、大きな身振り手振りを示しながら選手を叱責している過程でテレビを壊してしまったという。冷静沈着なイメージの指揮官だけに、感情をあらわにするのは珍しい。名門を指揮する中で結果が出ない状況は、相当なストレスとなっているようだ。