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【松阪競輪・GⅢ蒲生氏郷杯王座競輪】皿屋豊「今年はGⅠの決勝に乗りたい。時間がないので」

東スポWEB 2025年1月22日 16時52分

松阪競輪の大阪・関西万博協賛GⅢ「開設74周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪」が23日に開幕する。地元の〝公務員レーサー〟皿屋豊(42=三重)が並々ならぬ闘志を燃やしている。

得意の季節がやってきた――。昨年11月の当地GⅢは、競輪祭(GⅠ)の裏開催で大ゴマ不在という追い風があったが、準決勝敗退という不本意な結果に終わった。今回はその悔しさが色濃く残るわずか2か月後の舞台だが「今回は冬場に(地元GⅢを)走れるチャンスです」とニヤリ。

底冷えする今の気候は皿屋の大好物で「冬は目に見えて、分かりやすく調子が上がりますね(笑い)。いつも、ここで成績が上がるので(冬場が選考期間の)高松宮記念杯やオールスターに出場することができている」と重馬場のレースは持ってこいだ。

2017年に34歳でデビューして、気付けば7年半がたった。「今年はGⅠの決勝に乗りたいですね。時間がないので脚がある内に結果を出さないと」と話すその表情には焦りと覚悟がにじむ。

初日一次予選メインの11Rは今年さらなる飛躍が期待される新鋭・村田祐樹を目標に得た。「初日は自力でやるつもりで来たけど、せっかく強い選手に付けられるので、仕事をまっとうしたい」。まずは注文通りのワンツーで、好スタートを切る。

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