元プロ野球選手で解説者の糸井嘉男氏（４３）が２２日、バラエティー番組「ぽかぽか」（フジテレビ）にゲスト出演。２００４年のプロ１年目、日本球界に復帰し日本ハムで共にプレーした日本ハム・新庄剛志監督（５２）と〝内緒のやり取り〟をしていると明かした。
そのやり取りについて糸井氏は「最近になって結構ＳＮＳのＤＭ（ダイレクトメッセージ）で、ちょっと内容言えないですけど（新庄氏から）届くことがあったり…」と告白。ＭＣの神田愛花が「『言えない』って何系ですか？」と聞いても「言えない系です」とかたくなで、神田は「何だろう？ お金？ 下ネタ？」とブツブツ言っていた。
なんでも、糸井氏がキャンプなどであいさつに行き、新庄氏から「最近のほら、（報道陣の）マイクは性能がいいから、ここだけの話はするな」と言われるんだそう。それで内緒話はＤＭでとなり、糸井氏いわく「みんな（ＤＭを）読んでます、若い子（選手）は」とのこと。
ルーキー時代、新庄氏から教えてもらったのは「プロ野球選手ってのは天井から現れるんや」という言葉だという。「当時はやっぱちょっと（肌が）黒くて、歯が真っ白。白というかね、青光りしてました。ルーキーの僕らからしたら、もうやっぱカッコイイですし、憧れなんでみんな日サロ行ったりしてましたね」
神田が皮肉っぽく「カッコイイって思ってたんですね？」と確認しても、糸井氏は「カッコよかったです」としみじみ語った。「（入団するまで）アマチュアでやってて、野球選手ってやっぱりいいにおいしないじゃないですか。汗臭いとか。新庄さん通るとこ、どこ行ったか分かるぐらいいいにおいでした。だから香水とかもみんなつけるようになりました。ユニホームでも」。
野球のことに関しても「すごい真面目でした。いま監督やられてますけど、多分すごい他のチームのことも研究されてますし、それは表では見せないところじゃないですかね」と糸井氏は指摘した。
新庄氏の〝眼力〟についても「選手一人ひとりのことをすごい観察されてますし、見てますし…」。その根拠として「もともとピッチャーで入ってたんですけど、当時、野手転向したキッカケがあったんですけど、一番最初に言われたのが新庄さんでした。僕の走り方を見て『君、野手やりなよ～』とアップ中に言われたことがあって。その数か月後に球団からも言われました」と明かした。