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井上尚弥 代役・金芸俊戦に自信「映像はさらっと見た」「25年のキャリア、引き出しを信じる」

東スポWEB 2025年1月22日 18時7分

ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)にWBO同級11位金芸俊(キム・イェジュン、32=韓国)が挑戦する同タイトルマッチ(24日、東京・有明アリーナ)の公式会見が22日、横浜市内で開かれた。井上は、挑戦者だったサム・グッドマン(オーストラリア)の2度の負傷による1か月延期と相手変更というトラブルに見舞われながらも、「25年のキャリア、引き出しを信じて試合をしていきたい」と自信を示した。

上下白のスーツでバッチリ決めて現れた井上は、延期にも「まったく何も思っていません」と平然。さらには「スケジュールも狂いましたけど、思ったことが一つ。長期をかけて仕上げるのは自分にとってプラスだった。この先ビッグマッチを控えるにあたり、この調整を取り入れることがベストかなと」と収穫を口にするモンスターぶりを発揮した。

対面した金については「スタイルはスイッチヒッター」との印象を抱いている。「映像はさらっと見た感じで、あとは自分のボクシング、25年のキャリア、引き出しを信じて試合をしていきたい」と自信たっぷり。代役を引き受けたことに感謝するとともに「最大限のリスペクトとしてバッチリ仕上げました。試合は全力で挑みたい」と言葉に力を込めた。

今後は米ラスベガス、サウジアラビアでのビッグマッチも計画される。この一戦を「自分の中ですごく大事な試合。ボクシングキャリアを加速させていきたい。対戦相手が変わろうとも自分のやることは変わらない」と位置づける。ここでつまづいてはいられない。

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