社会学者の古市憲寿氏が22日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新。出演していたテレビ朝日系「中居正広の土曜日な会」の終了を受けて思いをつづった。
この日は「まさかこのような形で番組が終わるとは思っていなかったので、とても残念です」とポツリ。2019年から始まった番組について「出演者もスタッフもいい人ばかりで、本当に毎週何のストレスもなく、仕事ができていました」と振り返った。
また、中居とは2016年の終わりにフジテレビ系「ワイドナショー」の忘年会で初めて顔を合わせたといい「SMAPについて、言える範囲で教えてくれたことをよく覚えています。勘が鋭い聡明な人、というのが第一印象でした」と明かす。
また中居の女性トラブルに関しては「何が起こったのか本当にわかりません」と正直に吐露。古市氏も独自の情報収集を続けているというが「全く違う二つの記事が書けそうなくらい、近い人の証言にも食い違いがあります」とし「少なくとも僕が毎週、番組で会っていた中居さんは、ファンの人が知っている『中居くん』と、ほとんど違いがないと思う。でも人にはいくつもの顔があってもおかしくないから、それ以上のことは本当にわからない。だから僕は、安易に中居さん個人を糾弾したり、擁護したりはできません」と記した。
また「言っていいのかわからないけれど、中居さん名義で、僕を含めた共演者には『お詫び』の連絡がきていました。たぶん本人が書いただろう、とても真摯な文面でしたが、そこにも一体、何があったのかは書かれていませんでした」ともつづっている。
番組終了については改めて「こんな終わり方というのは、あまりにも悲しすぎる」と嘆き、SMAPファンとしての目線から「せめて中居さんには、何があったのか、自分の言葉で説明して欲しい、SMAPは国民的スターだった。当然、そのリーダーも国民的スターだった。もしも国民的スターが、何かトラブルを起こして、テレビを去ることになるなら、きちんと『国民』の前で、自分の言葉で、何があったのかを語って欲しい。このままフェードアウトしようなんてずるいよ」と訴えた。