新日本プロレスのIWGP・GLOBALヘビー級王者の辻陽太(31)がゲイブ・キッド(27)とのV2戦へ気勢をあげた。
辻は2月11日大阪大会でゲイブを迎え撃つ。この日の大会では内藤哲也、鷹木信悟、高橋ヒロムと組んでゲイブ&ドリラ・モロニー&石森太二&外道と対戦した。
開始のゴングを待たずして激しいチョップ合戦を繰り広げた辻は、ゲイブのショートレンジラリアートを浴びてしまう。しかしブレーンバスターボムですぐさま反撃と、互いに譲らない意地の張り合いを展開した。
終盤には辻がトラースキックから強烈なニーをさく裂させるが、ゲイブもバックドロップで反撃。試合はヒロムが外道からマキシマム ザ ホールディング第三形態(ダイスケはん命名)でギブアップを奪い、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに凱歌が上がった。
バックステージで辻は「新日本プロレスが世界に誇れるものは何か分かるか? それは俺たち。俺たち生え抜きレスラーがここで戦ってるということだ。道場を出た俺たちにしか、地獄を這い上がってきた俺たちにしか紡げない物語がそこにはある。最高の時間を見逃すなよ」と豪語。ヤングライオン時代に切磋琢磨したゲイブとの王座戦へ闘志を燃やしていた。