鈴木宗男参院議員は22日に国会内で自身が主宰の「東京大地塾」(講師・佐藤優氏)を開き、15日に石破茂首相と首相官邸で30分間、面会してきたと明かした。
宗男氏は石破首相に対して、早期に実現させたい米国・トランプ大統領との初の日米首脳会談に向けて激励してきたという。
「(日米首相が)石破さんとトランプさんというめぐり合わせというのはあると思いますね。めぐり合わせは大事。2人は同じ宗教(キリスト教のプロテスタント信者)なんです。持っているものは持っています。今年は戦後80年、石破さんには『頭のスイッチの入れ方ひとつで、歴史を作れます』とはっぱをかけてきました」
しかし、石破内閣の支持率はマスコミ各社の調査で、昨年から不支持が上回るなどのデータが出て順風満帆とはいっていない状況だ。
宗男氏は石破首相との面会で外交を成功させるために必要な意見交換をしてきたという。
「日露関係の話もしてきました。石破総理は(外交に必要な)仲間やさまざまな環境づくりが出ています。ここは勝負の年だしね、化けるチャンスが出てくると思うと前向きな話をしてきました」