ボートレース尼崎の「第56回尼崎選手権競走」は22日、予選3日目が行われた。
角谷健吾(52=東京)が5Rで逆襲劇を披露した。1Mで5号艇・黒柳浩孝がまくり、6号艇の坪内実もまくり差し。2コース発進の角谷はバック3番手。しかし2Mの巧旋回で黒柳を抜き返すと。先行する坪内にもホームで追いつき、内側有利に2周1M先取りして突き放し1着。これで予選5走2、1、3、1、1着で得点率5位につける。
躍進を支えるのが当地Wエースの一つ・4号機だ。「どう調整しても足はいい。でも乗りづらさがあるのでペラはずっと叩いている。体感はもっと良くしたいね」と完璧な仕上がりを目指す。
尼崎の通算勝率は6・94。出場メンバー中では吉田俊彦に次ぐ2番目の高勝率だ。「そう多く走ってないけど、同期の馬袋義則に尼崎の話はよく聞いている」とニヤリ。予選最終日、この勢いで準優好枠取りに挑む。