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【全日本】安齊勇馬 3冠奪回に〝秘策〟あり! 規格外パワーの斉藤ジュン打倒へ「技を総動員」

東スポWEB 2025年1月23日 6時2分

秘策アリだ。全日本プロレスの新時代の旗手・安齊勇馬(25)が3冠ヘビー級王座奪取への思いを語った。26日の千葉・幕張大会で斉藤ジュン(38)に挑戦。勢いに乗る〝最恐双子〟斉藤ブラザーズの兄を破り、王座に返り咲くことはできるのか。

安齊は3日の後楽園大会でジュンへの挑戦を表明した。「一度知ってしまった3冠の〝刺激〟ですよね。それをあれだけ味わってしまったら狙わないことはできないですよ」と力説する。昨年3月に中嶋勝彦を破り初戴冠を果たしたが、8月に青柳優馬に敗れて王座を失った。以降ここまで3冠挑戦のチャンスはなく、裏からその戦いを見つめて「悔しくて〝なんでだろうな〟っていう気持ちがずっとあって。じくじたる? まさにそれですよね」と唇をかむ。

そしてようやく挑戦のチャンスをつかんだ。現王者のジュンについては「一番はタフさがすごいこと。例えば斉藤レイの張り手やヘッドバットを食らうと、普通ならヒザまで衝撃を受けるのに、彼は平然と受けるので」と分析。加えて規格外のパワーとそれを支える〝デカさ〟を警戒した。

だが、そこはインテリジェンスも兼ね備えた新世代のリーダーだ。「まだ今は『アレができるかな、これはどうかな』と考えている段階なんですけど…」と前置きした上で、考案中の〝秘策〟の一部をこう明かした。

「今、僕の中で軸になっている技がスープレックス系とジャンピングニーで、寝ている相手や座っている相手への技が少ないんです。だから相手がどんな体勢でもつくれる技がポイントですよね。1回しか見せていない技もあるので、そういうのを総動員して挑むって感じです。ちょっとこれ以上は…」

つまり、どんなにジュンが大きくても寝かせてしまえば〝ただのスイーツ男子〟にすぎないというわけだ。ここで王座に返り咲き、そのまま王者としてチャンピオン・カーニバル制覇も視野に入れる。ベルトを巻き、王道の頂点へ一気に駆け上がるつもりだ。

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