イングランド女子スーパーリーグのチェルシーは米国代表DFナオミ・ギルマ(24)を獲得することで米女子リーグNWSLのサンディエゴ・ウエーブと合意した。移籍金110万ドル(約1億7000万円)は女子史上最高額と、英メディア「BBC」が報じた。
ギルマはパリ五輪で米国サッカー女子金メダル獲得に貢献し、世界最高の選手と広く認められている実力者。同メディアによると、チェルシーはフランスの強豪リヨンと争奪戦を繰り広げていたものの、ギルマを獲得することで所属クラブと合意したという。「今移籍市場でチェルシーの最優先ターゲットだった。彼女は女性初の100万ドルプレーヤーとなる」と伝えていた。
昨年2月にレアル・マドリード女子のザンビア代表FWレーチェル・クンダナンジがNWSLのベイFCに移籍した際の86万2000ドル(約1億3000万円)を上回る最高額となった。
チェルシーは現在スーパーリーグで首位を独走中。なでしこジャパンFW浜野まいか(20)が所属している。