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大谷翔平のWBC帽子、イチロー氏のWBCヘルメットなどを米野球殿堂が展示 ツアー企画も

東スポWEB 2025年1月23日 10時37分

【ニューヨーク州クーパーズタウン22日(日本時間23日)発】米野球殿堂が「野球―ベースボール 太平洋を越えたゲームの交流」と題した展示を7月から博物館3階で開催する。

この日、報道陣向けに行われた説明会では前日に日本人初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(51)が2006年のWBCで使用したヘルメット、23年のWBCでドジャース大谷翔平投手(30)が使用した帽子や松井秀喜氏(50)のヤンキース時代のユニホーム、パドレスのダルビッシュ有投手(38)が2000奪三振を記録した時の帽子、ドジャースとマイナー契約した佐々木朗希投手(23)がロッテ時代の22年に完全試合を達成した時のボールなども展示されることが明らかになった。

日本からの観光客の訪問にも期待する館長のジョシュ・ラウィッチ氏はツアー企画を温めていることを明かした。7月27日(同28日)に今年、殿堂入りしたイチロー氏、C・C・サバシア氏、ビリー・ワグナー氏の表彰式典に合わせて、同25日(同26日)にボストンで行われるレッドソックス対ドジャースのナイターを観戦するというものだ。

「(25日金曜日の)レッドソックス対ドジャース戦を観戦し、翌土曜日(26日=同27日)にクーパーズタウンへ来て、(日曜日=27日)に行われる式典とパレードを見るツアー(の実現)が出来ないか、日本の旅行代理店とも取り組んでいる」

当地へはボストン、ニューヨーク市内からも車やバスで4時間という距離で、同氏は「出来る限り簡単に、人々がここに来られるようにしたいので」と力説した。

大谷、山本由伸投手(26)、佐々木が所属するドジャースと吉田正尚外野手(31)のレッドソックス戦では〝直接対決〟が実現する可能性もある。また、アジア人、日本選手として初の殿堂入りを果たしたイチロー氏の式典を目撃して歴史の証人になることができるまさに夢のツアー。実現すれば大人気になりそうだ。

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