米国・ＡＥＷの「ＡＥＷ ＤＹＮＡＭＩＴＥ」が２２日（日本時間２３日）に放送され、ケニー・オメガ（４１）とウィル・オスプレイ（３１）とのドリームタッグ結成が決定した。
一昨年１２月から憩室炎により長期欠場していたケニーは、１５日（同１６日）の「ＤＹＮＡＭＩＴＥ」でＡＥＷマット復帰。因縁深いドン・キャリス・ファミリーとの抗争が早々に勃発すると、同ユニットと抗争している新日本プロレス時代のライバル・オスプレイから救出される展開が起きていた。
この日の放送ではオスプレイがケニーを呼び出して２人が対峙。しかしこれまで数々の死闘を繰り広げてきた両者の溝は深い。オスプレイが和解を申し出るも、ケニーは「お前の名前が知られるようになったのは、俺が憩室炎で死にかけたからで、俺が戻ってきたからにはお前はナンバー２だ。なぜならナンバー１は俺だからな。謝りに来たとか、助けを求めに来たなら答えはノーだ。お前みたいなヤツを信じることなんて絶対にできない」と拒絶。かつてドン・キャリス・ファミリーの一員だったオスプレイを信用することはできないと主張した。
するとここでドン・キャリス・ファミリーが登場。怒りに任せて襲撃したケニーがＫＯＮＯＳＵＫＥ ＴＡＫＥＳＨＩＴＡ（竹下幸之介）とカイル・フレッチャーに返り討ちにされると、オスプレイが意を決したかのように助太刀に入る。オスプレイがフレッチャーにオーバーヘッドキックを決めれば、ケニーは竹下にドラゴンスープレックスをさく裂させた。
会場外の売店まで飛び出した大乱闘にはドン・キャリス・ファミリーからランス・アーチャーとブライアン・ケイジまで加勢。しかしケニーとオスプレイはツープラトンのブレーンバスターでアーチャーをテーブルに突き刺して数的不利をものともしない。
さらに再びアリーナに戻ると、ケニーが鉄柱から、オスプレイが２階からのムーンサルトアタック時間差発射しドン・キャリス・ファミリーを蹴散らす。ケニーは２月１５日にオーストラリアで開催される「ＡＥＷグランドスラム」でのタッグマッチを提案。これを受けて同大会でケニー＆オスプレイのドリームタッグが実現し、竹下＆フレッチャーと対戦することが正式決定した。