佐々木朗希投手（２３）のドジャース入団に、フロント陣も興奮を隠せなかった。運営部長のアンドリュー・フリードマン氏は「野球界で最も刺激的で将来有望な才能の持ち主の１人だ」と評した。大船渡高時代から目をつけ、６年間にわたって国際スカウトが調査を続けた。争奪戦が最後までもつれ、獲得資金の国際ボーナスプールの工面に苦慮しながらもようやく契約にこぎつけた。
フリードマン氏は「歓喜のあまり、ただただ興奮した。エージェントから電話をもらった時、オフィスの外にはたくさんの人が集まっていた。そしてすぐ、この才能ある選手とパートナーを組み、高い目標達成を手伝うのは大変な責任を伴うと感じた。彼の目標は日本人初のサイ・ヤング賞を取ることだ。彼にはその能力が備わっている。私たちはそれを非常に真剣に受け止め、選手と家族をケアし、彼の言ったことを実行するために全力を尽くすつもりだ」とサポートを約束した。
ブランドン・ゴメスＧＭも「間違いなくサイ・ヤング賞に値すると思う。この年齢で日本で活躍を続け、さらに上達する能力と余裕がある。本当に興奮し、感銘を受ける」と興奮を隠せず、成功に思いを馳せていた。