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佐々木朗希をパドレスが逃した要因はやはりオーナー一族のお家騒動か=米報道

東スポWEB 2025年1月23日 14時2分

佐々木朗希投手(23)のドジャース入団会見を受けて「LAスポーツレポートネットワーク」のマレン・アンガス・クームズ記者は22日(日本時間23日)、「パドレスのオーナーシップの混乱が佐々木朗希をドジャースと契約させた可能性」との記事を配信した。

同記者が注目したのが入団会見での「一番目立ったのは(ドジャース)フロントオフィスの安定性だと思います」との佐々木のコメントだった。

「この瞬間はサンディエゴ・パドレスとそのファンにとって恥ずかしいものだった。パドレスのフロントオフィスの混乱が佐々木をナ・リーグ西地区のライバルであるドジャースと契約させるきっかけとなったかもしれない」との見解を示した。

パドレスは一昨年に亡くなった前オーナーで故ピーター・サイドラー氏の妻・シールさんが、ピーター氏の兄弟であるロバート氏とマシュー氏の2人を「信託義務違反」や「詐欺」などで提訴したと報じられた。

続けて「結局、佐々木にとって最大の関心事は日本人のチームメイトがいるかどうかではなかった。彼にとって非常に重要だったのは、特にフロントオフィス内の安定性だった。現在、パドレスは訴訟をめぐる権力闘争の真っ最中だ」とオーナー一族の骨肉の争いがマイナスに働いたとした。

同記事は「多くのチームと話をする機会があったが、それぞれに魅力的な特徴がある。しかし、全体的な意見を見ると、ドジャースがトップだと思った」との佐々木のコメントを伝えると、「佐々木は、ディラン・シース、ダルビッシュ、キングに続くパドレスの先発陣に素晴らしい補強となるはずだった。しかし、サイドラー家の内部対立が彼らの気を散らし、最終的には2025年シーズンに向けてチームを強化する能力に影響を与えたようだ」と結んだ。

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