日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が23日、千葉・鎌ケ谷の二軍施設で自主トレを行い「驚異の回復ぶり」で自ら復調をアピールした。
清宮は20日に「コンデイション不良」を理由に大分で行われていた自主トレを切り上げ帰京。22日には鎌ケ谷で自主トレを行い負傷中と見られる左手指にテーピングを巻いて練習を行っていた。
だが、この日は午前中から屋外でキャッチボールや内野ノックを受け回復をアピール。午後は室内練習場で患部を気にせず強度の高いティー打撃やトス打撃などでおよそ1時間、みっちり汗を流した。
清宮は練習後、「ケガのことは言えない」としながらも、「痛みも全然ないですし。大丈夫です」と明言。その上で「これまであまり(故障の影響で)バットが振れなかった。でも良くなってきている感じがしますし。(病院も)僕は行かなくていいと思うんですけど…大人の事情です(笑い)。でも本当に大丈夫なので」と周囲の不安を自ら一蹴した。
昨季は春季キャンプ直前の自主トレで左足首を捻挫。まさかの出遅れを余儀なくされたが、今年のキャンプインは現時点で問題はないという。
「昨日(自身の負傷が)ニュースになってしまったからめちゃめちゃLINEが来ました。あんな大々的になってしまったんですけど、大丈夫です。バットも振れてますから。(春季キャンプは初日から一軍で)はい、そのつもりです」(清宮)
最後は満面の笑みで間近に控えた春季キャンプに意欲をのぞかせていた。