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【卓球】早田ひな 左腕が万全でなくとも全日本の舞台に立つ理由「勝つことは大事だけど…」

東スポWEB 2025年1月23日 16時27分

卓球女子でパリ五輪シングルス銅メダルの早田ひな(日本生命)が、ケガの状態に言及した。

真夏の祭典で左腕を痛め、長期にわたって休養。昨年11月に故郷の福岡・北九州で行われたWTTファイナルで復帰した。23日の全日本選手権(東京体育館)では初戦となる4回戦で加藤亜実(十六フィナンシャルグループ)を4―1で下すも「半分ぐらいは練習である程度、リハビリも含めて戻ってきている。あとは試合をしながら。試合をしてみてケガをしたらまた次の治療というところなので、何%とはちょっと言えないところかな」と語るにとどめた。

まだ万全な状態とは言い難いものの、日本一決定戦の舞台に立つ決断を下した。「自分自身も上を目指して頑張っていきたいが、今の状態だとあきらめるところはあきらめないとプレーもできない。自分自身が苦しくなってしまうだけだけ」と複雑な心境を吐露。だが「もちろん勝つことは大事だけど、どちらかと言うとパリ五輪が終わって初めて東京の全日本の試合を見に来てくださっているファンの方々とかもいると思う。1日でも多く残ってファンの方に応援してもらえるように頑張りたい」と力を込めた。

今後の戦いを迎える上で棄権も視野に入れているというが、最善を尽くす構えの早田。日本のエースとして会場をできる限りの形で盛り上げる。

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