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【広島】春季キャンプメンバー発表 新井監督「厳しいキャンプになる」 ドラ1佐々木泰は二軍スタート

東スポWEB 2025年1月23日 17時2分

広島は23日、市内の護国神社で必勝祈願を行い、監督・コーチ、球団関係者94人が参拝した。

玉串を捧げ、昨年同様に絵馬には「日本一」と書き込んだ新井貴浩監督(47)はその後、マツダスタジアムでのスタッフミーティングを実施。大卒新入団3選手を含む、46人のキャンプ一軍メンバーを発表した。一方、昨年左肩を故障したドラフト1位・佐々木泰内野手(22=青学大)は二軍スタートとなった。

指揮官は、2月1日からの一、二軍キャンプの振り分けについて「若い選手を多く(一軍に)連れていこうと思いました」と投手22人、野手19人が20代というフレッシュな人選の経緯を説明。「例年の春よりも厳しいキャンプになる」と昨年の秋季キャンプからの流れを受け、次代の主力育成に主眼を置いたキャンプを敢行する。

昨季までにはなかった就任3年目での〝変化〟はベテラン勢に及ぶ模様だ。会沢、松山、田中、中崎などリーグ3連覇に貢献したベテラン勢は、二軍スタート。例年、キャンプ中盤以降の一、二軍メンバーの入れ替え時などで「実績組」を昇格させるのが慣例だったが、今キャンプは「ファームスタートの中堅とか『いついつ合流』とか、もうそういうのは一切ない。(本人たちにも)競争してもらうって言っている」とキッパリ。4人の一軍外国人選手以外、横一線での競争を促し、チーム力の底上げをはかるつもりだ。

新井監督は「まだ何も決まっていない。もちろん開幕投手も、開幕スタメンも」とポジションを確約する選手は、現時点では「ゼロ」であることを改めて明言。あくまでキャンプの実戦、対外試合等の評価で開幕一軍メンバーを選抜し、昨年までと「別の」チームとして、7年ぶりVを目指していく。

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