卓球女子でパリ五輪代表の張本美和(木下グループ)が〝推しメン〟への思いを熱弁した。
ソーシャル・コミュニケーション・ギフト商品の企画・販売などを行うサンリオ社は20日に張本とスポンサー契約を締結。「ハローキティ」など多くの有名キャラクターがいる中で、張本は「マイメロディ」のライバルかつ乱暴者に見えながらも乙女チックな一面も持つ「クロミ」推しを公言している。
23日の全日本選手権(東京体育館)では初戦となる4回戦で初めて「ハローキティ」ロゴが入ったユニホームで試合に出場し、原芽衣(レゾナック)に4―0で快勝。「もちろん(ハローキティは)私よりすごい有名な方なので、少し緊張じゃないが(ロゴを)つけるからには責任感を持ってやらなきゃいけない部分はもちろんあるけど『もっと有名になってやるぞ』ぐらいの気持ちで重く考えすぎずに頑張っている」と笑みを浮かべた。
そんな張本は「ハローキティ」より「クロミ」の方が自身のイメージに合うと自己分析。「なんかちょっと悪キャラじゃないですか。悪キャラと言ったらもうちょっと違うかもだけど、他のキャラクターよりちょっとダークなイメージがあって、自分の性格とぴったりかなと(笑い)。あと普通にただ単にかわいいという理由で好きです」と声を弾ませた。
前回大会は決勝で早田ひな(日本生命)に敗れて準優勝。初の日本一へ、ギャップたっぷりの「クロミ」パワーで頂をつかみ取る。