日本ハムの高卒新人選手が23日、千葉・鎌ケ谷の二軍施設で行われたJRA若手騎手との交流会に参加した。
今回が13回目となる同会は日本ハムとJRA競馬学校の共催行事で、今年は投打二刀流に挑戦中のドラフト1位ルーキー・柴田獅子(18=福岡大大濠)ら4人が参加。JRA騎手課程41期生7人とともに訓練用木馬の乗馬体験やトス打撃などで約1時間、親ぼくを深めた。
実際に鞭を手に木馬の騎乗に挑戦した柴田は乗馬後「なかなか新鮮な体験だった」と満面の笑み。「(ステッキは)最初、空振ると思ったんですけどね。でも(乗馬する姿勢は)脚、太ももがやばい。練習よりきついです。あの姿勢で時速60キロぐらいで走る?すごいですね」と騎手の技量に目を丸くさせていた。
幼少期から野球に打ち込んだこともあり競馬に関しては「全く知らない。見たこともないです」という柴田。それでも今回の交流会に備え〝研究〟はしたようで「最近知ったのはキタサンブラックです。乗馬体験があると聞いたので。どんな馬がいるのかなと。でも、本当に今回はいいトレーニングにもなりましたし、ジョッキーの人たちも明るくて話しやすかった。自分も(ポール間の)ランとかで(騎手のように)1着を目指したいです」。
最後は力強く球界での頂点奪取を誓っていた。